SnapLogicは統合機能の拡張を発表し、Snowflakeのベクトルデータ型、Snowflake Cortex、Streamlitのサポートを開始した。この機能強化は、組織が業務を近代化し、AI駆動型アプリケーションの開発を迅速化できるよう支援することを目的としている。これらの新機能により、お客様は重要な情報をSnowflakeのクラウドベースのデータウェアハウスに統合できるようになり、大規模な言語モデル アプリケーションを迅速に構築および展開できるようになる。

今年初め、SnapLogicは企業向けの先駆的なノーコードAIアプリケーション開発ツールであるGenAI Builderをリリースした。この製品はベクターデータ型を利用して、AIを活用した正確なエンタープライズアプリケーションを迅速に作成し、新しいビジネス プロセスを促進する。GenAI Builderは多用途で、人事問い合わせアシスタント、法務チームの契約分析、財務部門の市場データ分析など、さまざまなアプリケーションをサポートしている。

Snowflakeベクターデータ型の最近のサポートは、Pineconeベクターデータベースと並んで、顧客に主要なベクター ストレージオプションの選択肢を提供する。この統合により、Snowflakeのデータウェアハウスのパワーとスケーラビリティーが活用される。さらに、SnapLogicがSnowflake Cortexを採用したことで、ユーザーはAIアプリケーションを開発しながらSnowflakeの堅牢なセキュリティーとガバナンスのメリットを享受できる。さらに、Streamlitサポートの組み込みにより、データエンジニアはPythonを使用してインタラクティブなウェブアプリケーションを構築できるようになり、アプリケーション開発プロセスが合理化される。

SnapLogicの最高技術責任者であるJeremiah Stone氏は、Snowflakeとの新しい統合機能に興奮を示し、限られたコーディングリソースで正確なAIアプリケーションを迅速に作成する際に組織が直面する課題を強調した。SnapLogicの広範なアプリケーション機能とSnowflakeの効率性を統合することで、同社はユーザーにとってのこれらの障害を取り除くことを目指している。Snowflakeの製品に対する更新された統合サポートは、現在SnapLogicの全ての顧客に提供されており、Snowflake Summitまたは同社のウェブサイトで、同社のデータ統合および自動化ソリューションの詳細を知ることができる。

出典:プレスリリース