Snyk は、AI を活用した Gemini Code Assist サービスによって生成されるコードのセキュリティを強化することを目指して、 Google Cloud とのパートナーシップの拡大を発表しました。このコラボレーションにより、開発者は Snyk のセキュリティ ソリューションを AI 駆動型コード作成ツールと統合し、安全なアプリケーションをより迅速に開発できるようになります。

AI がソフトウェア開発の定番となり、開発のスピードが速まるにつれ、AI 生成コードのセキュリティに関する懸念が浮上しています。Snykは、AI 支援コーディングの効率性を損なうことなくコードのセキュリティを確保するツールを提供することで、これらの問題に対処しています。同社の静的アプリケーション セキュリティ テスト ツールであるSnyk Code は、Gemini Code Assist と連携して、開発者やセキュリティ チームの生成されたコードに対する信頼を高めています。

Snyk の Gemini Code Assist サポートには、数秒でコードをスキャンし、開発環境内でリアルタイムの多面的な分析を提供する DeepCode AI 機能が含まれています。この AI 駆動型ツールは、セキュリティ専門家の洞察と組み合わせることで、脆弱性と安全でないコーディング パターンを特定し、開発者に即時の修復アドバイスを提供します。さらに、Snyk は VSCode や IntelliJ などの開発環境と統合されているため、セットアップが簡素化され、開発者向けのセキュリティ ツールが運用可能になります。

今後は、Gemini Code Assist とSnykのより緊密な統合が計画されており、Snyk のスキャン機能を開発アシスタント ツールに直接組み込むことになります。これにより、開発者は統合開発環境 (IDE) を離れることなくセキュリティの問題を検出して対処できるようになり、安全なアプリケーションを構築するプロセスが効率化されます。

出典:プレスリリース