OKIソフトウェア(埼玉県蕨市)は、コンタクトセンター向けクラウドCRMソリューション「enjoy.CRM®Ⅲ」に、マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」を組み込んだAI自動支援機能を追加し、販売を開始した。この機能により、対話の自動要約や応対履歴の作成、オペレーター評価が行えるようになる。

「enjoy.CRMⅢ」は、Microsoft Dynamics 365を基盤とし、新たにAIを活用した自動支援機能を搭載。顧客とオペレーターの会話をテキスト化し、要約して応対履歴を作成する。キーワード抽出による応対評価も可能で、スーパーバイザーの管理業務の効率化と顧客満足度の向上に寄与する。

OSKは、コンタクトセンターの自動化と業務効率化を目指し、生成AIとの連携を強化していく方針だ。また、「enjoy.CRMⅢ」は「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2024 in大阪」に出展予定である。

日本マイクロソフトは、OSKの「enjoy.CRMⅢ」と「Azure OpenAI Service」の連携による効率化と顧客満足度向上を歓迎。生成AIを活用したサービス提供に貢献するとコメントしている。

出典:プレスリリース