Exa Enterprise AI(東京都港区)は、法人向けChatGPTサービス「exaBase生成AI powered by GPT-4」とコンテンツクラウド「Box」の連携を開始すると発表した。この連携により、Boxに保存されたファイルをexaBase生成AIで活用し、対話や情報生成が行えるようになる。

Exa Enterprise AIは、生成AIを通じて生産性の向上を図るサービスを提供している。exaBase生成AIは、セキュリティーや管理機能が評価され、今年1月には約4万ユーザーを突破した。Boxは、世界中の多くの企業にコンテンツ管理サービスを提供しており、日本では約1万6000社が利用している。

今回の連携により、Box上のファイルをexaBase生成AIで取り込み、生成AIによる対話や情報生成が可能になる。また、Boxのアクセス権設定に対応し、権限を持つファイルのみを利用できるようになる。連携は2024年3月から利用可能となる予定だ。

エクサウィザーズグループは、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISMS-CLS(ISO/IEC 27017)、ISMS-PIMS(ISO/IEC 27701)の国際規格を取得しており、セキュリティーとプライバシーを重視している。Box Japanの古市克典社長は、この連携を通じてBox上のデータを生成AIで活用できることに期待を寄せている。

出典:プレスリリース