アトラシアン(NASDAQ:TEAM)は、ワークマネージメント製品Loom、Trello、Confluenceに新機能を追加したと発表。これらの機能は、生成AIやビジュアルツールを活用し、分散型ワーク環境でのコラボレーションを強化することを目的としている。

同社の調査によると、分散型ワークを導入する企業は増加傾向にあるが、働き方に課題を抱えているケースが多いことが明らかになった。新機能は、柔軟な働き方を支えつつ生産性を向上させるためのツールとして開発された。

Loomでは「Loom AI」に新機能が追加され、動画共有時のメッセージ自動作成や行動喚起リンクの自動挿入、動画編集が容易になる文字起こし機能が提供される。Trelloには「Atlassian Intelligence」が導入され、生成AIによるコンテンツ作成支援やリストの色分け、折りたたみ機能がベータ版として利用可能に。

Confluenceでは、ホワイトボード機能が強化され、Jiraとの統合や他ツールからのインポート、コメントや投票機能が追加された。これらのアップデートは、チームの迅速な意思決定を支援し、より効率的なコラボレーションを実現することを目指している。詳細はアトラシアンのブログで確認できる。

出典:プレスリリース