みんがくは、Mathpresso社との戦略的パートナーシップ業務提携を発表した。Mathpresso社は、数学特化の生成AI「MathGPT」を開発し、世界第1位の数学的性能を誇る。同社はGoogleやソフトバンクベンチャーズアジアと資本提携し、アジア最大のAIベース学習プラットフォーム「QANDA」を運営。日本でも高いダウンロード数を記録している。

みんがくは、オンライン自習室サービスなど家庭学習支援を手掛けてきた。生成AIの台頭を受け、教育現場向け「スクールAI」をリリース。数学以外の教科では高精度のアウトプットを実現したが、数学分野では課題が残る。そこでMathpresso社の「MathGPT」を活用し、数学分野の強化を図る。

Mathpresso社は、日本での教育業界特化型サービス展開を目指し、みんがくとの提携を進める。共同開発や販売促進を通じて、B向けサービスの新たなチャレンジを推進する。両社は、5月初旬に「Qutor」のリリースを予定し、日本の教育市場に影響を与える方針だ。

MathGPTは、数学AIモデルとして世界一位を獲得。その理由は、Mathpresso社が蓄積した膨大な学習データと、長年の技術力にある。同社の平野貴之氏は、みんがくとの提携により、数学学習における生成AIの力を最大限に生かし、学習体験を変えると述べている。みんがくの佐藤雄太氏も、提携によりサービスが進化し、学びの可能性を広げると語っている。

出典:プレスリリース