Supermicro, Inc.は、エッジロケーションにおけるAIの機能を強化する、AIソリューションポートフォリオの拡大を発表した。同社のアプリケーションに最適化されたサーバーはNVIDIA GPUと統合されており、データが生成される場所に直接AI推論ソリューションを導入することが容易になる。このアプローチは、公共スペースや工業用地などのさまざまな環境での応答時間と意思決定プロセスを改善することを目的としている。

SupermicroのCEO、Charles Liang氏は、現在Supermicro Hyper-Eサーバーを含む同社の広範なエッジAIソリューションを強調した。このサーバーはデュアル第5世代インテル® Xeon® プロセッサーを搭載しており、最大3つのNVIDIA H100 TensorコアGPUを搭載でき、最大8TBのメモリーを誇る。この構成は、データセンターレベルのAI処理能力をエッジロケーションにもたらすように設計されており、企業はAIデータを収集場所の近くで処理できるようになる。

NVIDIAのKevin Connors氏は、ヘルスケアや製造などの複数のセクターにわたる企業がエッジにAIを実装する傾向が高まっていることを強調した。新しいSupermicro NVIDIA認定システムは、NVIDIA AIプラットフォームとAI Enterpriseソフトウェアを備えており、最も要求の厳しいアクセラレーションコンピューティング タスクを処理し、エッジAIワークロードをサポートするように設計されている。

Hyper-Eサーバーを含むSupermicroの高度なエッジサーバーは、さまざまな環境やアプリケーション向けに最適化されている。同社の製品は、コンパクトなIoTサーバーから高密度のエッジシステムやマルチノード システムにまで及び、全てエッジでのAIワークロードの処理ニーズに対応するように設計されている。これらのシステムは、さまざまな導入要件に合わせて、さまざまなサービスオプションとフォーム ファクタを利用できる。

出典:プレスリリース