テクトム(東京都渋谷区)は、東洋建設(東京都千代田区)と共同で、建築業界の労働時間短縮と人手不足解消を目指し、AIを活用したトイレレイアウトの自動設計実験に成功した。ディープラーニング技術を駆使し、複数のレイアウト案を瞬時に生成するシステムを開発した。

東洋建設は、過去の設計図面約1400枚をAIに学習させ、従来の手法に比べて高速かつ多様なデザイン提案が可能になった。このシステムは、設計者の負担を軽減し、クリエーティブな作業に集中できる環境を提供する。

東洋建設は、このAIを「AI Design Assistant」として導入し、実際のプロジェクトに活用を開始する。テクトムは、この成果を基に建築設計の自動化をさらに進め、他の分野への応用も視野に入れている。

出典:プレスリリース