Ubie(東京都中央区)と慶寿総合病院(石川県七尾市)は、生成AIを活用した実証実験を行っている。同社は医師が退院サマリーを作成する時間を最大3分の1に短縮する成果を上げた。看護師や事務スタッフの業務効率向上にも貢献する可能性があることが示されている。

慶寿総合病院では、医師の働き方改革の一環として、医療のDXを推進している。Ubieは問診サービス「Ubie Medical Navi」を提供しており、生成AIの活用による業務効率化に貢献している。

実証実験では生成AI(LLM)を活用し、医師、看護師、事務スタッフの業務効率化を検証した。特に、退院時のサマリー作成作業は、生成AIがサマリーを作成し、医師が確認・修正することで時間短縮を実現した。

同社では実証実験を継続し、最大800名のスタッフに生成AIを活用してもらう予定だ。Ubieと慶寿総合病院は、業務効率化と医療の質の向上を目指し、生成AI(LLM)の実用化を推進していく予定だ。

出典:プレスリリース