Yotta(ムンバイ)は、NVIDIAとの提携を通じて、インドの組織や企業に先進的なAI機能を提供するShakti Cloudプラットフォームを強化すると発表した。この動きは、AIソリューションの開発を加速し、インド市場のニーズに応えることを目的としているという。

同社はNVIDIA H100 Tensor Core GPUを大量に注文し、2024年1月と6月にはそれぞれ4096基と1万6384基のGPUを運用開始予定だという。2025年末までにはGPUを3万2768基にスケールアップし、HPCおよびAIワークロードの需要に応える計画だという。

YottaはNVIDIA Partner Networkクラウドパートナーとしてエリートパートナーに名を連ね、NVIDIA InfiniBandネットワーキングを備えたリファレンスアーキテクチャーを展開した。これにより、HPCとAIトレーニングのための高性能GPUクラスターを提供するという。

インドのAI市場は、年間20%以上の成長率で2030年までに140億ドルに達すると予想され、ゲーム業界も2025年までに50億ドルに成長する見込みだという。Yottaは、これらの産業がGPUコンピューティングに依存する中、Shakti Cloud AIプラットフォームを通じて基本的なAIモデルやアプリケーションを提供し、企業のイノベーションを支援するという。

Yottaの共同創設者は、NVIDIAとの提携により、インドの企業や研究者がAIや機械学習、ゲーム開発などを推進することに興奮していると共有した。NVIDIAのJay Puriは、この提携がインドのAI進歩と業界全体のイノベーションを促進すると述べた。

出典:プレスリリース