ACCESS(東京都千代田区)は、社内での生成AI技術の利活用を積極的に進めている。法人向けサービス「Linkit®(リンキット)」の業務マニュアルシステムにOpenAIの技術を導入し、サービスの向上を図っている。開発と運用を通じて、学習データの整備やチューニング、情報漏洩防止のための運用ガイドラインのノウハウを蓄積している。

新生フィナンシャル(東京)も、SBIグループの一員として、生成AI技術の導入による社内業務の効率化を目指している。カスタマーサポートセンターのマニュアルや社内規定の検索をAIチャットボットで行うことで、業務効率化を図るプロトタイプを構築し、2024年1月から2月にかけて検証を実施した。

ACCESSは今回の検証結果を踏まえ、生成AI技術を活用したサービス開発をさらに進める方針だ。既に「Linkit」をフロントエンドのチャット画面として組み込むことで、堅牢なプロトタイプの構築に成功しており、今後の展開が期待される。

出典:プレスリリース