アドビ(東京)は、教育分野でのデジタルツール活用を支援する「Adobe Education Elite Program」を展開する。GIGAスクール構想やDXハイスクール構想の進展に伴い、教育現場でのデジタルリテラシーの重要性が高まっている。文部科学省も、新たな価値を創造する人材育成の必要性を強調している。

同プログラムは、アドビと教育業界に実績のある販売パートナー社が協力し、Adobe ExpressやAdobe Creative Cloudを導入・検討中の教育機関に対して、授業や課外活動でのデジタルツール活用を支援する。提供される支援には、デジタルリテラシー育成の基盤整備、STEAMラボ化、デジタルクリエーティブツールの活用、校務DXなどが含まれる。

アドビは、教育機関や教育委員会に対し、現場のニーズに応じた支援を行う方針だ。教育事業本部の小池晴子本部長は、「教育のデジタル化をサポートするプログラムを開始できることを喜ばしく思う」と述べ、各校の課題に寄り添い、子どもたちの学びの環境づくりを支援する意向を示した。

プログラムには、株式会社大塚商会、加賀ソルネット、ダイワボウ情報システム、株式会社Tooなどがパートナーとして参加している。各社は、教育現場でのデジタルクリエーティブツールの活用推進や環境整備を通じて、子どもたちの学習経験向上に貢献することを目指している。詳細は公式サイトで確認できる。

出典:プレスリリース