オルツは、OSと各種ソフトウェアをつなぐ新しいエージェントツール「alt Polloq」を開発した。このツールはユーザーの動作や状況を判断し、代行エージェントとして機能する。LLMが自らプロンプトを生成し、コンピューターを操作する能力を持つ。

「alt Polloq」は、ユーザーの入力に基づき自動でアクションを実行する。例えば「明日の天気を調べる」と入力すると、システムがブラウザーを開き天気情報を取得する。ユーザーの操作履歴はパーソナルメモリーに記録され、LLMがパーソナライズされた結果を出力するよう進化する。

将来的には「alt Polloq」を音声入力やカメラ映像などに対応させ、より自律的なエージェントへと進化させる計画だ。これにより、ユーザーは情報整理やタスク実行を効率的に行えるようになる。2024年6月の正式ローンチを予定し、ウェイティングリストの登録を受け付けている。

オルツは「alt Polloq」を通じて業務効率化を図り、ユーザーが価値ある仕事に集中できるよう支援する。また、ユーザーのニーズに応える機能拡張を続け、社会の豊かさに貢献するとしている。同社はP.A.I.®️や「AI GIJIROKU」などのSaaSプロダクトを提供しており、累計調達額は80億円を超える。

出典:プレスリリース