トリバルコン（東京都渋谷区）は、上士幌町の自動運転バスに導入されるAI車掌「萩音士清平」のサービス設計とキャラクター企画開発を行った。全国の自治体で初めての試みとなる。スパイスボックスが対話型AIキャラクタープロジェクトを監修し、アドバンスト・メディアが「AI Avatar AOI」をベースに開発を進めた。
「萩音士清平」は、バス停案内や地域情報を提供するGPS機能、音声対話機能、直感的なUIデザイン、ユーモアある自動会話機能を備えたアプリを通じてサービスを提供する。キャラクターの世界観やビジュアルイメージは、上士幌町の特色を反映したデザインで構築された。
上士幌町役場の職員とのリサーチやディスカッションを経て、「萩音士清平」のキャラクター設計が行われた。ボイス収録やLive2D制作を含むキャラクター開発全般を担当し、利用者が親しみやすいオリジナルキャラクターを目指した。
AI車掌は、バス停留所の情報案内、自由な会話、特別なコミュニケーション機能を提供する。2024年4月1日から全運行ルートでAI車掌が搭載される予定だ。上士幌町はICTを活用した持続可能な取り組みで知られ、SDGsアワードで内閣官房長官賞を受賞している。
出典：プレスリリース
