Awarefy(東京都新宿区)は、デジタル・メンタル・プラットフォーム「Awarefy」のAI活用を進める「Awarefy AI」構想の一環として、「AIヒント」機能を導入した。この機能は、ユーザーがアプリに感情や思考を記入する際、AIが適切なヒントを提供し、気付きを促すものだ。Premium AI+プランのユーザーに先駆けて提供され、その後全プレミアムユーザーに解放される予定である。

「AIヒント」機能は、認知行動療法に基づく5コラム法の記入をサポートする。ユーザーが5コラム法を用いて自己分析を行う中で、AIが入力内容を分析し、さらなる記入のヒントを提供する。これにより、ユーザーは自己の思考に新たな視点を加え、気付きを深めることができる。

現在、この機能は5コラム法に限定されているが、将来的にはアサーションやDESC法など他の認知行動療法のワークにも拡大する計画だ。Awarefyは、AI技術の進化を取り入れ、「AIで気付き: Awareを拡張する」というスローガンのもと、ユーザーのメンタルヘルスケアをサポートしている。

「Awarefy」アプリは、AIを活用して心理学の理論をユーザーに提供する。チャット機能や日々の出来事を記録する機能、AIによる心の状態分析など、多岐にわたるメンタルヘルスケアの機能を備えている。さらに、メンタルクリニックとの連携や公共の相談窓口への案内など、専門機関との連携も進めている。これにより、ユーザーは日々の生活や人間関係の改善を目指すことができる。

出典:プレスリリース