PinPon(東京都渋谷区)は、AIデジタルヒューマンを活用した動画生成・配信が可能な「PinPonAI」のベータ版をリリースし、テクニカルテストを開始した。ライブコマース市場は中国で年間売上42兆円を超える規模に成長しており、PinPonはこの分野でのコスト削減を目指している。

同社は、AIデジタルヒューマン技術を用いて、ライブコマースの配信者である「ライバー」のコストを削減することを提案。経済産業省中小企業庁の補助金を得て、1年間の研究開発を経て「PinPonAI」を完成させた。

「PinPonAI」は特別な機器やスキルを必要とせず、テキスト入力だけでAIが動画を生成する。100種類以上のデジタルヒューマンモデルを利用でき、16カ国600種類のボイスに対応している。TikTokLiveやYoutubeなどの配信アプリにも対応し、商用利用も可能だ。

今後、PinPonはChatGPTとの連動を図り、台本制作から配信中の対話までAIが担うシステムの開発を進める。同社は、多くの企業がAIを活用してビジネスを展開できる環境を目指している。興味のある方は、公式HPやLINEから問い合わせが可能だ。

出典:プレスリリース