ナレッジセンス(東京都中央区)は、法人向けに提供する「ChatPro」サービスで、Anthropic社の生成AI「Claude 3」への対応を発表した。2024年3月から順次利用が可能となり、期間限定で運用後、ユーザーの反応に応じて継続を決定する。

同社の「ChatPro」は、200社以上の大手企業や大学に導入されており、セキュリティー面での強みが評価されている。利用者からは、ChatGPT以外のAIモデルへの対応要望が多く、最新の「Claude 3」への対応は、これに応える形となる。

「Claude 3」は、GPT-4と同等の性能を持つとされ、20万文字の長い入力に対応可能である。ChatProでは、GPT-4と同じ7円/1,000トークンで提供し、基本料金は変わらない。また、OpenAIの「GPT-4 Turbo」への対応も完了している。

ナレッジセンスは、ChatProを通じて、セキュリティーを強化しつつコスト面でも優位な社内向けサービスを提供している。AIの学習からチャット内容を守る機能や、プロンプトの社内共有機能など、独自の豊富な機能を備えている。初期費用無料で最低利用期間の縛りもなく、企業の導入ハードルを低くしている。

出典:プレスリリース