テキサス州フリスコに拠点を置くArhasiは、AI駆動型プラットフォームのセキュリティー強化を目的とした新しいConfidentiality Conciergeサービスを発表した。無料のプレーグラウンドバージョンとプレミアム エンタープライズソリューションの両方で利用できるこのサービスは、さまざまなコラボレーション ツールとAIエージェント全体でGenAIセキュリティー態勢管理を強化することを目的としている。Microsoft Teamsなどのプラットフォームと統合することで、このサービスはデータ流出やフィッシングなどの脅威から保護するように設計されている。

堅牢なRAPIDプラットフォーム上に構築されたConfidentiality Conciergeは、生成AIアプリケーションの大規模言語モデル(LLM)に広範なセキュリティー対策を提供する。ArhasiはATLAS MITREやNIST AIなどの高水準を順守しているため、PIIやPHIなどの機密データが保護され、運用効率が維持される。このサービスは、従来の脅威だけでなく、LLMの脱獄や敵対的データ攻撃などの高度な攻撃にも対抗できるように設計されている。

Arhasiのソリューションは、特権アクセスを持つHR従業員がAIチャットボットとやり取りするシナリオを通じてその有効性を示している。Confidentiality Conciergeを搭載したこのチャットボットは、機密情報をインテリジェントに保持し、機密データを保護するシステムの能力を実証している。Arhasiの最高AI責任者であるChiru Bhavansikar氏は、この新しいサービスに熱意を示し、AIのやり取りに信頼と安全性を組み込み、責任あるAI開発をアクセスしやすく安全なものにする役割を強調した。

このサービスは主要なクラウドサービスやAIモデルと互換性があり、幅広いLLMをサポートし、ServiceNowやSalesforceなどのプラットフォームと統合されている。Arhasiは業界リーダーと提携しており、クライアントはConfidentiality ConciergeとRAPIDプラットフォームの高度な機能にアクセスできる。同社は、ユーザーにサービスの無料バージョンを試して、その機能を直接体験するよう呼びかけている。

出典:プレスリリース