AVILEN(東京都中央区)は、生成AI「ChatGPT」を活用した法人向けプラットフォーム「ChatMee」を提案。クレハが社内での利用を決定し、国内外の1,722名の社員に導入されることになった。セキュリティーとデータ秘匿性を重視し、金融業界での実績と専門家によるサポートが評価された。

クレハでは「ChatMee」を市場調査や文献調査の「要約の出力」に利用し、情報収集や新規事業のアイデア出しに生かしている。また、多言語翻訳・要約機能により、海外グループ会社とのコミュニケーションが効率化。プログラミングの提案機能も、システム開発を容易にしている。

AVILENは「ChatMee」の普及と活用方法の発展を目指し、フォローアップウェビナーの開催などサポートを提供。米国拠点を含む8カ国での導入支援も続けている。2024年2月からはGPT-4の定額利用が可能になり、業務の効率化と意思決定の迅速化が期待される。

「ChatMee」はデータ保護、高いセキュリティー、情報漏洩防止の3つの理由から、法人利用に安心感を提供。入力データはChatGPT本体の学習に使用されず、AzureとAWS上でセキュアな環境を構築。アカウント管理により利用履歴やデータの一元管理が可能だ。

出典:プレスリリース