AWL(東京都千代田区)は、エッジAIカメラソリューションを提供し、小売業界でのデータ化を支援している。同社の「AWL Lite」は、デジタルサイネージと組み合わせて視聴者の分析を行い、プライバシーを尊重しつつリアルタイムで情報を提供する。海外展開も進めており、インドネシア市場への進出を発表した。

同社は多国籍のメンバーで構成される開発部門を持ち、特にインドネシア人材が活躍している。UNTADの工学部との国際交流協定を締結し、AI人材育成プログラムを開始。これはAOTSの「寄附講座開設事業」に採択されたもので、UNTADでの教育を通じてAI技術者の育成を目指す。

ASEAN地域ではAI技術への需要が高まっているが、教育や就業機会の不足が課題となっている。AWLはこの問題に対応し、UNTADでの講座を通じて地域のAI人材育成に貢献する。2024年2月5日から開講されるこの講座は、学生に単位が認定される。

AWLの技術とノウハウを生かし、UNTADでの講座を皮切りにインドネシアやASEAN地域での人材育成を進める。これにより、地域社会や産業界への貢献、経済成長と社会発展への寄与を目指している。

出典:プレスリリース