近々開催されるラスベガスライセンシングExpoでは、韓国企業のBigglzが、AIテクノロジー製品とともに自社のキャラクターIPを展示する予定だ。エキスポの参加者は、心理カウンセリングチャットボット、自動化されたソーシャル メディアインタラクション、会話の内容に反応するダイナミックなモーション エフェクトなど、さまざまなAI駆動型機能を体験できる。

Bigglzは、ユーザー層の大半を占める10代の若者のメンタルケアシミュレーションとして機能する仮想ペット育成アプリケーションを開発した。同社は、AIエージェントをさらに開発し、専用システムを確立するために、韓国政府から100万ドルの投資を受けている。この展示会は、Bigglzが世界市場への進出を目指し、IPキャラクターとAI技術を宣伝するためのプラットフォームとして機能する。

BigglzのCEOであるHeejung Lee氏は、ユーザーと仮想キャラクターの間に自然なつながりを作り出すことの重要性を強調した。同社は、専用エンジンや迅速なエンジニアリングなど、独自の技術を採用することで、パーソナライゼーションとセキュリティーの課題に取り組んできた。Bigglzは、この展示会で世界中のIP保有者にAI技術とIPライセンスのパートナーシップを提供することを目指している。

Bigglzは韓国で大きな成功を収めており、アプリの累計ダウンロード数は50万件に達し、膨大な会話データベースを保有している。同社は現在、米国、東南アジア、ブラジルなど他の市場へのアプリサービスの拡大を検討している。さらに、Bigglzは若者向けのメンタルケア ソリューションであるHiingアプリをリリースして事業を拡大しており、最近では世界的な美容化粧品会社とライセンス契約を締結し、キャラクターIPへの関心が高まっていることを示唆している。

出典:プレスリリース