「ブリングアウト(東京都中央区)は、商談分析サービス『ブリングアウト』に新機能を追加した。これにより、「予算」「納期希望日」などの情報を抽出できるようになった。最大300件の商談データから「改善点」を抽出。12月20日にリリースされたこの機能は、特定のテーマに焦点を当てた要約を提供する。

同社の新機能は、同時に分析できるのは3件の商談のみという以前の制限を打ち破った。Bring Outは300件の商談を一度に分析し、情報抽出の精度を1.5倍に向上させた。お客様の声を商品開発や販売計画に生かし、カスタマイズした分析結果を提供する。

特許技術(特許第7290234号)を活用することで、これまで営業部門でしかできなかったお客様の声を直接収集することが可能になった。これにより、勘に頼ったリスクの高い経営から脱却し、データドリブンな経営を実現することができる。

ブリングアウトはAIベンチャーとして2020年12月に創業した。同社はインタラクションデータをデータ化しCRMに蓄積するサービスをワンストップで提供している。同社の技術は、対話内容の高精度な文字起こしやスコアリングなど、さまざまなニーズに合わせてカスタマイズ可能だ。

出典:プレスリリース