世界的なテクノロジーサービス企業CAIは、National Association of Counties(NACo)と提携して人工知能(AI)調査委員会を設立すると発表した。この委員会は、AIの用途、利点、リスクを理解することに尽力し、AIテクノロジーを郡のサービスに統合するためのポリシーと実践を開発する。これは、AIがデジタル環境を大きく変え続けており、ホワイトハウスがAIの安全性とセキュリティーの基準を確立するよう促している中で起こるという。

AI検討委員会は、郡の統治、公共の信頼、有権者サービス、プライバシーなどの主要分野に集中する。メンバーは、AIの現状を評価し、潜在的なアプリケーションとその影響を特定し、従業員の生産性、移動、スキルに関連するAIのリスクと利点を評価する。また、パートナーシップやその他の機会も模索する予定だという。

CAIは、AIプレーグラウンドを通じて委員会メンバーのトレーニングの取り組みを主導する。これにより、NACoメンバーは、データ損失や予測不可能な結果のリスクに対処しながら、さまざまな生成AIモデルを実験できる安全な環境が提供されるという。

CAIは委員会の創設メンバーとして、郡政府におけるAIユースケースの調査と検証を支援し、AI導入のための安全かつ倫理的な政策について郡に助言し、日常業務にAIを活用する企業に関する洞察と展望を提供する予定だとのことだ。

出典:プレスリリース