キャピタル・アセット・プランニング(大阪市北区)は、新NISA向け投資提案アプリ「W2C」のβ版開発を完了し、2024年1月より金融機関への提供を開始する。AwakApp Inc.(米国デラウエア州)と共同で開発したこのアプリは、OpenAI APIを活用し、リスク許容診断やポートフォリオ提案などの機能を備えているという。

「W2C」は、当社の計算ライブラリーとナレッジデータベースを組み合わせ、税金・社会保障制度情報を含む精緻なシミュレーションを提供する。ChatGPTの計算機能を補完し、つみたてNISAと成長NISAの最適配分を自動生成するという。

当社のアプリは、CAPLIBやナレッジデータベースを用いて、生成AIだけでは難しい高度なシミュレーションを実現。利用者はプロンプトから質問を入力するか、自動生成された質問から選択できる。また、バーチャルアドバイザーが金融機関のアドバイザーをサポートする機能も搭載されているという。

キャピタル・アセット・プランニングは、アセットマネージメントとタックスマネージメントの知識を統合し、新NISAの有効活用を目指す。バーチャルアドバイザーは、専門性を持つ専門家として、サイエンティフィックかつアーティスティックなアプローチを提供する。新NISA制度の開始に合わせ、金融機関はW2Cのβ版を導入し、新規顧客獲得を図る計画だという。

出典:プレスリリース