シナモンAI(東京都港区)は、ナレッジ活用を支援する「Knowledge Collector生成AIオプション」を新たに提供開始した。このオプションにより、製造業や建設業でのヒヤリハット報告から重要情報をAIが自動抽出するなど、業務の効率化が図れる。営業日報からは、会議の目的や内容、課題などをサマライズし、営業活動に役立つAIアドバイスを提供する。

「Knowledge Collector」は、音声認識やAI-OCRを活用して、テキスト入力やデータ抽出を自動化する。ユーザーは、PCやスマートフォンからブラウザーを通じてアクセス可能で、ノーコードレポートビルダーによりカスタマイズが容易だ。これにより、企業はナレッジの継承や新サービス企画、計画の高度化に役立つ構造化データを作成できる。

同社は「Knowledge Collector」のOEMパートナー、システム連携パートナー、販売パートナーを募集中だ。これらのパートナーシップを通じて、顧客に高品質なAI機能を提供し、業務プロセスの効率化を支援する。興味のある企業は問い合わせが可能だ。

シナモンAIは、ナレッジ収集の負担を軽減し、活用を促進するために「Knowledge Collector」を開発した。日本企業が直面するナレッジ継承の課題に対応し、ペーパーレス化やデジタイゼーションを推進する。同社の「IDP技術」は、AI-OCR「Flax Scanner」や音声認識エンジン「Rossa Voice」などを含む、高度なAIソリューションを提供している。

出典:プレスリリース