会話型AIのリーダーであるCognigyは、企業コンタクトセンターにおけるエージェント支援の可能性を高めるために設計された新しいソリューションである「AI Copilot」の発売を発表した。このソリューションは、コンタクトセンターのリーダーの63%が人材不足に苦しんでいることが判明したデロイトの最近の調査に応えて提供される。AI Copilotは、リアルタイムサポートを提供し、エージェントが即時に高品質のサービス エクスペリエンスを提供できるようにすることで、この問題に対処することを目指しているとのこと。

AI Copilotには、事前に構築された機能の包括的なスイートが付属している。これらには、各エージェントのニーズに合わせた状況に応じたハンドオーバーを提供するIdentity Assistと、重要な情報と知識ソースをリアルタイムで表示するKnowledge Assistが含まれる。その他の機能には、クエリーを効果的に解決するための複雑なプロセスをエージェントにガイドするAction Assist、エージェントが母国語で顧客をサポートできるようにするLanguage Assistなどがある。このソリューションには、通話後の忙しい作業をワンクリックで自動化するWrap-Up Assistも含まれているという。

AI Copilotはエンタープライズへの対応を念頭に置いて設計されており、重要なサポート知識を簡単に導入でき、あらゆるコンタクトセンターやビジネス システムとシームレスに連携する。企業のプロセスや要件に合わせて完全にカスタマイズ可能で、感情分析、データ検索、タスクの自動化、通話の要約など、さまざまなタスクに精通しているとのこと。

Cognigyは11月28日に教育ウェビナーを開催し、このソリューションの広範な機能と、それがマルチレベルの人間とAIのコラボレーションを可能にして顧客とエージェントのエクスペリエンスを新たな高みに引き上げる方法を紹介するとのことだ。

出典:プレスリリース