AIを活用したデータセキュリティーと管理のリーダーであるCohesityは、革新的なAIを活用したエンタープライズ検索アシスタントCohesity Gaiaを発表した。3月15日に利用可能になる予定のこのアシスタントは、検索拡張生成AIと大規模言語モデルを利用して、Cohesity環境内のデータアクセスを強化する。Cohesity Gaiaを使用すると、ユーザーは会話型AIを通じて広範なデータリポジトリーと対話できるようになり、データのセキュリティーとコンプライアンスを確保しながら、情報に基づいた迅速な意思決定が促進される。

同社はまた、大規模な言語モデルサービスをCohesity Gaiaと統合するために、主要なパブリッククラウド プロバイダーと協力することも明らかにした。この統合は、さまざまなクラウドおよびハイブリッド環境にわたってシームレスな会話型検索エクスペリエンスを提供することを目的としている。Cohesityのマルチクラウドプラットフォームのアーキテクチャーには、完全にインデックス付けされたバックアップが含まれており、会話型検索用のAI対応インデックスの作成をサポートし、ユーザーのクエリーに対する迅速かつ正確な応答を約束する。

Cohesity Gaiaの独自のアーキテクチャーにより、バックアップを再構築することなくインデックス付きデータに即座にアクセスでき、Cohesity Data Cloudをリアルタイムデータ分析機能を提供するデータ レイクに例えることができる。このプラットフォームは厳格なアクセス制御を採用し、ゼロトラストセキュリティー原則に準拠し、許可されたユーザーとモデルのみが必要なデータにアクセスできるようにすることで、法規制へのコンプライアンスを維持する。

同社は、Cohesity Gaiaが単なる検索エンジンではなく、複雑な質問に直接答え、従来は非常に時間がかかっていたプロセスを合理化するツールであることを強調している。Cohesityのアプローチは、手動のデータ処理方法に伴う複雑さやリスクを伴うことなく、データを実用的な知識に迅速に変換することを目的としている。同社は、Cohesity Gaiaを紹介し、エンタープライズプラットフォームにおける生成AIの将来について議論する仮想イベントを2月28日に主催する。

出典:プレスリリース