コモダス（東京）は、画面キャプチャーを用いて業務の効率化を自動提案する「Kizuki AI」をリリースするとのこと。このサービスは、最新のAI技術を駆使してユーザーの作業画面を解析し、AIが業務改善点を提示する。ユーザーは、画面に表示されるAIからの提案を通じて、効率的な操作方法やワークフローの改善策を受動的に身につけることができる。煩わしい設定や操作は一切不要で、画面キャプチャーは完全自動化。働き方改革を支える新たな一手として、ユーザーのデスクワークをもっとスマートに、もっと効率的に変えるお手伝いをするという。
昨今のビジネス環境において、AI技術の進化は目覚ましく、多くの企業が大量のデータを処理し、業務の自動化を図るために、これらの技術に依存するようになっている。特に、ChatGPTを代表とする大規模言語モデル（LLM）が注目され、その応用範囲は日々拡大している。市場調査から顧客サービス、さらには創造的な作業まで、AIは現代のビジネスにおいて不可欠な存在となりつつある。しかし、日本市場においては、AIの導入が他国に比べて遅れをとっているのが現実だ。特に、日本人のビジネスパーソンは、AIを自分たちの業務に組み込むことに対し、技術的な困難を感じているケースが多く見受けられる。このような状況は、日本企業がグローバル競争の中でさらに後れを取るリスクを高めているとのこと。
そこで登場するのが、コモダスが製作中の「Kizuki AI」だ。このAIは、改善できる潜在的な課題をユーザーが抱えていることを気付かせ、その課題の解決方法を提案し、さらにその解決をAIにさせるためのプロンプト（ =命令文）をも提供する。Kizuki AIを用いることで、非技術者でも簡単にAIを業務に組み込むことができるようになるとのこと。
Kizuki AIの使用手順は「画面を録画する」だけだという。Kizuki AIの活用により、AI技術を取り入れた業務改善は、技術的な知識がない方でも容易に行えるようになる。このプロセスの中核は、ユーザーが普段の業務を行う画面を録画するだけ、というシンプルさだ。そこからKizuki AIはその映像を解析し、業務プロセスに関する具体的な改善点を指摘し、さらにその解決のためのAIによるサポートを提案するとのことだ。
出典：プレスリリース
