AIおよび顔認識テクノロジーのリーダーであるCyber​​Link Corp.は、FaceMe® Security とGenetec Security Centerの統合セキュリティープラットフォームの認定統合を発表した。この統合により、Genetec Security Centerユーザーは、ブロックリストに登録された個人の検出、リアルタイムのアラート、従業員のアクセス制御機能により、既存のスマートセキュリティーとアクセス制御インフラストラクチャーを強化できるようになる。FaceMe® SecurityのAI顔認識の追加により、顔検索も最適化され、ビデオ調査が高速化される可能性があるという。

Genetec Security Centerのエコシステムは、セキュリティーポリシーの管理、イベントの監視、調査の実施を目的として設計されており、Cyber​​LinkのAI顔認識エンジンFaceMe® の統合によってさらに強化された。このプラットフォームは、ビデオ監視機能とアクセス制御機能を1つのインターフェイスに統合し、セキュリティー侵害を防止するためのリアルタイム監視機能を拡張する。FaceMe® Securityの統合は、既存のGenetec Security監視システムをアップグレードするだけでなく、AIを備えたIPカメラの新しいコンピューティング機能を最大限に活用することで総所有コストも削減するという。

FaceMe Securityは、顔認識アクセス制御の追加を簡素化する。人物の顔が認証されると、FaceMe® Securityはリアルタイムのプッシュ通知をGenetec Security Centerに送信し、事前に設定された権限設定に基づいて入場を許可または拒否する。このシステムは24時間365日の監視モニタリングとAI顔認識を提供し、ユーザーは誰が建物に出入りしたかを知ることができるとのことだ。

さらに、FaceMe Securityは、Genetec Security Centerのビジュアルトラッキング機能と組み合わせて使用​​されるFaceMe Locatorプラグインにより、調査機能を強化する。これにより、手作業による調査にかかる時間が大幅に短縮され、安全性とセキュリティーが向上する。FaceMe® Locatorプラグインを使用すると、ユーザーは顔で検索し、関心のある人物が録画された全てのイベントをリストし、対応するビデオ再生を提供できる。人が見つかると、Genetecのビジュアルトラッキング機能を使用して、あるカメラから次のカメラまでの経路を追跡するとのことだ。

出典:プレスリリース