DataRobot(ボストン)は、日本市場におけるデータセキュリティー強化に向けて動き出した。生成AIの利用拡大に伴い、データ保護やデータレジデンシーのニーズが高まる中、同社はAmazon Web Services東京リージョンでのサービス提供を開始。これにより、日本企業は国内データを保持しつつ、同社のAIを利用できるようになる。

また、DataRobotは小規模ビジネス(SMB)向けに新たなライセンス価格を導入。中小企業や地方自治体、教育機関などへのサービス提供を強化し、AIの普及を促進する。馬場道生ジャパンカントリーマネージャーは、東京リージョンでのフルマネージドサービス提供が日本でのAI需要の高さを示すものと述べた。

同社は、AIプラットフォームの需要に応え、顧客がAIからビジネス価値を得るための支援を続けるとしている。詳細は公式ウェブサイトやSNSで順次公開される予定だ。さらに、6月12日には「DataRobot Launch Event ~2024 Spring」を開催し、最新サービスや製品を紹介する。

DataRobotは、AIをビジネス価値に変える支援を行う企業で、10年以上の経験を持つ。オープンなAIライフサイクル・プラットフォームを通じて、顧客がAI環境を迅速に構築し、安全に運用することを可能にしている。

出典:プレスリリース