Smartsheet(米国ワシントン州)は、AI機能とリソース管理機能を備えたプラットフォームのアップデートを発表。組織はこれにより、データを分析し、インサイトを得て、適切な意思決定を行えるようになる。この発表は、ロンドンで開催された「ENGAGE London」で行われた。

同社のベン・カニングは、「組織の成功は仕事の管理、人々、成果に依存する」と述べ、AIを活用したプラットフォームで、顧客がビジネスを俯瞰し、迅速に目標達成できるよう支援すると強調。新AIツールにより、組織は新たなインサイトを得て、成果を早めることが可能になる。

Smartsheetは、生成AIをプラットフォーム全体に適用し続けており、ユーザーは作業データからインサイトを可視化し発見できる。新機能には、データ分析、数式生成、テキスト作成と要約が含まれ、エンタープライズプランのユーザーが利用可能に。責任あるAIの原則に従い開発されたツールは、ユーザーのデータ保護も確保している。

SoltechPRのエマヌル・サンティアゴ・リオス氏は、SmartsheetのAIツールにより生産性が向上し、チームにとって不可欠であると評価。複雑な数式の作成とデバッグが瞬時に行えるようになり、時間を他の活動に費やせるようになったと述べた。新機能により、作業量追跡やリソース管理データの自動化、データの新しい可視化方法が提供される。

AWSのジェフ・クラッツ氏は、Smartsheetを使用してプロセスを標準化し、透明性を高めたと語る。データの一元化により、チームメンバーの作業量の可視性が向上し、バランスの取れたチーム運営が可能になった。Smartsheetプラットフォームの新機能についての詳細は、公式サイトで確認できる。

出典:プレスリリース