DeepL(ケルン市)は、企業向けの新サービス「エンタープライズ企業向け DeepL」を発表。60カ国以上、10万社以上の企業が同社のプラットフォームを利用しており、フォーチュン500企業の半数が名を連ねる。

新サービスは、組織全体でのAI導入を目指す企業の要望に応えるために開発された。新価格設定やパーソナライズ機能、セキュリティ機能、一元管理機能を提供する。

DeepLのCRO、David Parry-Jonesは「エンタープライズ企業はAI戦略を実行する必要があり、DeepLはその正確性とセキュリティで信頼されている」と述べる。企業のAI導入には生産性向上やコスト削減が目標とされる。

DeepLはAI通訳技術の先駆者として、多様な業界で選ばれる言語AIプロバイダーに。独自AIモデルにより、正確な翻訳と誤情報リスクの低減を実現している。

「エンタープライズ企業向け DeepL」は、ROI測定機能を備え、Forresterの調査では、DeepL利用企業は高い投資収益率を達成している。セキュリティ対策も充実し、コンプライアンス維持を支援する。

DeepLは最近、Index Venturesから3億ドルの資金を調達し、評価額20億ドルを達成。Zendeskや日本経済新聞社などの顧客ネットワークを拡大している。「エンタープライズ企業向け DeepL」はDeepL Proのサービス地域で利用可能だ。

出典:プレスリリース