電通総研(東京)は、生成AIサービス「Know Narrator Chat with Vision」をリリースした。このサービスは「DALL-E 3」や「Azure OpenAI Service GPT-4 Turbo with Vision」を搭載し、テキストだけでなく画像も扱えるようになる。デザイン制作や資料作成など、幅広い用途での活用が期待される。

さらに、API機能を備え、企業の他システムとの連携が可能になった。これにより、社内情報の有効活用が促進され、安全な環境での運用が実現する。企業内での生成AIの適用が加速することが予想される。

また、「Know Narrator Search」には組織・ユーザー管理機能が追加された。これにより、社内文書の参照やGPTモデルの選択をユーザー単位で制御でき、セキュリティーを保ちながら知識共有が行えるようになる。企業内の情報管理と利便性が向上する。

「Know Narrator Insight」には、生成AIの活用方法を分析するアシスタント機能が新たに加わった。チャット履歴から業務課題を分析し、対話形式で相談が可能になる。これにより、業務改善につながる洞察が得られるようになる。電通総研は、これらの機能拡充を通じて、企業の課題解決に貢献し、生成AIの社会への普及を目指す。

出典:プレスリリース