NTTビジネスソリューションズは、職場における多様性の推進を目的とした新サービスを提供開始する。このサービスは、生成AI※2を用いた対話型アンコンシャス・バイアスチェックツール※1を活用し、利用者の偏見を明らかにするものだ。社内でのトライアルを経て、実証実験を進めている。

利用者は設問に自らの考えを入力すると、生成AI※3がアンコンシャス・バイアスを指摘し、改善に向けたアドバイスを提供する。このツールは、パソコンやスマートフォンからアクセス可能で、組織内の偏見の傾向を定量的に把握できる。企業のダイバーシティ経営を支援し、多様性を尊重する職場環境の構築を目指す。

特長としては、日本初の生成AIを活用した対話型ツールであり、特許出願中の技術を使用している。また、組織全体の課題を抽出するレポーティング機能も備えており、DE&I※5の推進をサポートする。多様な設問を用意し、ジェンダーエクイティや世代、国籍、LGBTQなど広範な分野をカバーしている。

サービスは2024年7月1日より全国で提供開始される予定である。価格については利用条件によって異なるため、詳細はNTTビジネスソリューションズに問い合わせが必要だ。今後は、生成AIを活用したサービスを進化させ、業務支援サービスへの展開も検討している。

出典:プレスリリース