Domoは、Domopalooza AI + Data Conferenceで、AIフレームワークDomo.AIの一連の新機能を発表した。この機能強化は、より幅広いAIモデルを提供し、Domoプラットフォーム内でのAIテクノロジーの統合を簡素化することで、組織固有のAI要件に応えることを目的としている。DomoのCTOであるDaren Thayne氏は、データとAIを組み合わせてビジネスの成果を向上させる、安全で透明性の高い環境を提供するという同社の取り組みを強調した。

同社は、ユーザーとデータの対話を豊かにするために設計された、AIチャットとユニバーサルモデルという2つのベータ機能を紹介した。AI Chatを使用すると、ユーザーはデータと状況に応じた対話を行うことができ、SQL応答を編集する機能など、関連する洞察と透明性のある方法論を提供できる。一方、ユニバーサルモデルは、コーディングの専門知識が限られている人でも簡単にアクセスできる、事前に構築されたAIモデルを提供し、予測、感情分析、異常検出機能が間もなく搭載される予定だ。

Domoは、さまざまなソースからの外部AIモデルの登録と管理を簡素化するAIモデル管理のアップデートも発表した。この機能により、ユーザーはAIに関する広範な知識がなくても、モデルを展開して幅広い用途に使用できるようになる。さらに、新しいResponsibleGPTアプリが導入され、機密情報を危険にさらすことなく生成AIチャットサービスと対話するための安全な方法が提供された。

Ventana ResearchのMatt Aslett氏は、データプロセスにおけるAIと機械学習の重要性が高まっていることを強調し、使いやすく安全なAI機能を強化するためのDomoの継続的な取り組みを賞賛した。Domo.AIの詳細と最新の製品アップデートについては、興味のある方は同社のAI専用ウェブページおよびDomopaloozaイベントページをご覧ください。

出典:プレスリリース