Emposy(東京都港区)は、自社開発のWEBやアプリ組み込みに特化したカスタムGPTプラットフォーム「Quup AI」を活用し、LINE上でクレジットカード比較Botを開発した。このBotは、ユーザーの質問に応じて最適なカードを即座に推薦する機能を持ち、複数のクレジットカード情報を幅広く横断的に学習しているという。

また、このBotは独自カスタムでアフィリエイトリンクの組み込みが可能で、ユーザーに対して有益な情報を提供しつつ、簡単にマネタイズすることも可能だ。企業のWEBサイトや自社サービスにも容易に組み込むことができるという。現時点ではEmposy自身での商用利用は検討していないが、主にWEB組み込み・アプリ組み込みでのクライアントなどのアフィリエイト活用などを想定しているとのことだ。

Botの利用例としては、「手数料が低いクレジットカードは?」という質問に対し、Botは「ABCカードは年会費無料で、国内外のATM手数料も無料だ」と回答する。また、「ポイント還元率が高いカードは?」と尋ねると、「XYZカードは国内外のショッピングで最大2%のポイント還元がある」と提案する。さらに、「ビジネス利用に適したカードは?」と質問すると、「DEFカードはビジネスクラスのラウンジアクセスや旅行保険が充実しており、ビジネスユーザーに最適だ」と示すとのこと。

今回の開発に利用した「Quup AI」では、ChatGPTにさまざまなデータを学習させて、オリジナルのAIを作成できる。作成した独自のAIは、LINE botなどさまざまなアプリに導入できる。また、LINE botを有料でサブスク販売することも可能だという。

出典:PR TIMES