エクサウィザーズ(東京都港区)のグループ会社、Exa Enterprise AIが、法人向けChatGPTサービス「exaBase生成AI powered by GPT-4」のGPT-3.5 Turbo利用時の従量料金を無料とすることを発表した。全ユーザーに対して2023年12月1日から実施するとのことだ。

Exa Enterprise AIは、生成AIサービスやプロダクトを提供することで、日本企業の生産性向上を支援し、人の可能性を解き放ち新たな挑戦に向きあえる社会の実現を目指している。今回の料金改定は、その一環として行われるもので、GPT-3.5 Turboを選択した際の従量利用料金が全て無料となり、使い放題となる。なお、GPT-4は従来通り、1000文字当たり10円の課金となるという。

「exaBase生成AI」は、2023年6月に有料サービスを開始以来、多くの企業や団体、行政機関などが利用し、同年9月には2万ユーザーを超えた。法人が利用するうえで課題となっているセキュリティーやコンプライアンス面に配慮しており、管理者側で利用状況の把握、禁止ワード登録などが可能だ。また、顧客が自社独自のファイルをアップロードしたうえで、その内容を基にして対話・生成が利用できる機能も追加しているという。

エクサウィザーズグループは、情報セキュリティーマネージメントシステムのISMS(ISO/IEC 27001)、クラウドサービスセキュリティーのISMS-CLS(ISO/IEC 27017)、プライバシー情報マネージメントシステムのISMS-PIMS(ISO/IEC 27701)の各国際規格を取得しており、セキュリティーやプライバシーを重視してプロダクトやサービスを開発・提供しているとのことだ。

出典:プレスリリース