ファースト・オートメーション(愛知県名古屋市)は、技術者向けAIツール「SPESILL」に新機能を追加したと発表。フローチャートやレイアウト図の自動生成、Excel文書作成が可能になった。これまでの手作業や専門知識が要る作業を簡略化し、時間短縮に貢献する。

同社によると、新機能は産業機械メーカーの営業資料作成や生産技術部門の設備導入計画などに活用できる。専用ソフトに不慣れな技術者も簡単に図を作成できるようになるという。

また、「SPESILL」はExcel文書の生成機能(ベータ版)も搭載。仕様書や手順書、リスクアセスメントシートなどの文書作成が効率的に行えるようになる。ユーザーからのフィードバックを基に機能改善を進める計画だ。

ファースト・オートメーションは「SPESILL」の機能拡充を進め、2025年までに100社への導入を目指す。技術者の負担を軽減し、業務の効率化に寄与することを目的としている。

出典:プレスリリース