福井酒造(福井県)は、表情や気分に合わせて日本酒を選べる「日本酒表情図鑑」を発表した。これは、多様な種類から選ぶ際の新しい基準となり、日本酒初心者や若者、海外の方々にも親しみやすい選び方を提案する。同社は、今後もさまざまな施策を通じて、日本酒との新しい出会い方を提供する方針だ。

「日本酒表情図鑑」は、従来の日本酒に対する固定観念を払拭し、より自由に楽しむために開発された。選ぶ際には、どんな表情や気分になりたいかをイメージしながら、気になる銘柄を選ぶことができる。この新しいアプローチは、これまでにない日本酒との出会いを提供する可能性を秘めている。

表情図鑑には、福井酒造の社員や常連客の顔がモチーフとして使用された。15銘柄の味わいについて、実際のお客様の感想を基に言語化し、画像生成AIを用いて直感的に伝わる表情を開発。これにより、各銘柄の雰囲気に合う人物の表情が、日本酒の物語と共に表現された。

福井酒造は、110年以上の歴史を持ちながらも、毎年新たな気持ちで日本酒造りに取り組んでいる。日本酒の複雑さと繊細さに魅了され、微妙な変化を楽しむ姿勢は変わらない。同社は、表情を通じて、より多くの人に日本酒の魅力を伝え、新しい文化を創造していく意欲を見せている。興味がある商品は、指定のウェブサイトから購入可能だ。

出典:プレスリリース