ジーデップ・アドバンス(東京)は、米国NVIDIA社のAIスーパーコンピューティングクラウドサービス「NVIDIA DGX Cloud™」の受注を開始したと発表した。このクラウドサービスは、NVIDIA DGX™ AIスーパーコンピューティングの専用クラスターに、NVIDIA AIソフトウェアを組み合わせたもので、ユーザーはウェブブラウザーを通じて自身のAIスーパーコンピューターにアクセス可能となるという。

「NVIDIA DGX Cloud」は、マルチノードのNVIDIA DGX A100/H100で構成され、月単位で利用可能である。これにより、LLMなどの大規模なマルチノードトレーニングワークロードの開発を迅速かつ簡単にスケーリングすることが可能となる。また、各ノードはNVIDIA H100またはA100 80 GB Tensor Core GPUを8基搭載し、合計640GBの広大なGPUメモリーを提供するという。

さらに、DGX Cloudは、生成AIなどの需要の高まりで世界的にひっ迫しているGPUリソースNVIDIA A100/H100を搭載したDGXが標準約30日でアロケーションされる。ユーザーは自宅からでもオフィスからでもウェブブラウザー経由でAIスーパーコンピューターにアクセスが可能である。

また、DGX Cloudには、NVIDIA AIプラットフォームのソフトウェアレイヤーであるNVIDIA AI Enterpriseが含まれており、事前トレーニング済みモデル、最適化されたフレームワーク、および高速化されたデータサイエンスソフトウェアやライブラリーにより、ユーザーはAIプロジェクトをすぐに開始できる。さらに、NVIDIA Base Command™ Platformソフトウェアを使用してDGX Cloudのワークロードの管理とモニタリングが可能であると述べた。

出典:プレスリリース