GMOインターネットグループ(東京)は、"全ての人にインターネット"を目標に掲げ、インターネットインフラや広告、金融、暗号資産事業を手がけている。同グループは、非エンジニアの従業員向けにリスキリングを目的とした短期AI人財育成プログラム「虎の穴」を2024年2月5日から開始した。このプログラムは、AIやノーコード、ローコード技術を学び、業務の効率化や自動化ツールの作成スキルを身につけることを目指している。

「虎の穴」は、2024年2月から2025年1月までの1年間で4タームに分けて実施される。各タームは3力月間で、Zoomを使用して行われるため、参加人数に制限はない。ChatGPT PlusやMicrosoft Power Automate Desktop、Slackワークフローなどの技術を用いた実践的な講義が行われる。プログラムの成果は、社内のAI専用ポータルサイトに投稿され、グループ全体での知見の共有が図られる。

GMOインターネットグループは、AIを活用する能力の重要性が高まる中、全従業員がAIを使いこなす「AI活用No.1企業グループ」を目指している。そのために、ChatGPTを活用した業務コンテストやAIテスト「GMO AIパスポート」、専門家による「GMO AIセミナー」など、AI活用人財の強化に向けたさまざまな施策を展開している。

プロジェクト担当の李奨培は、AIの登場により、従業員が自らAIツールを作成できる時代が到来したと語る。GMOインターネットグループは、AIを活用した時間とコストの節約、サービスの質向上、新サービスの提供を目指し、AI産業でのリーダーシップを確立するための取り組みを進めている。

出典:プレスリリース