GOGEN(東京都港区)は、不動産売買手続きプラットフォーム「レリーズ」を通じて、新たなサービス「火災保険のコンシェルジュ」を提供開始する。このサービスにより、住宅購入者はオンラインで複数の保険会社から見積もりを一括で取得し、比較が可能になるという。

同社は、AI技術を活用し、不動産売買文書の作成から締結までのプロセスをデジタル化した。これにより、不動産事業者と購入者は、面倒な手続きを省きつつ、迅速かつスムーズな取引が実現する。また、不動産事業者は専用ページで顧客の申込状況を確認できるため、顧客との連携を保ちやすくなるという。

火災保険の契約期間が短縮され、更新の頻度が高まる中、GOGENは保険業務の自動化・デジタル化を進め、中小事業者にも火災保険の提案を容易にする。これにより、顧客とのつながりを強化し、安心感を提供することが期待されるとのこと。

将来的には、レリーズのマイページに保険手続きを組み込む機能を開発中で、来春以降のローンチを予定している。住宅購入者はマイページ上で保険の申込が完結し、作業負担の軽減と不動産購入プロセスの円滑化が図られる。さらに、不動産取引体験の向上を目指し、関連手続きのデジタル化にも注力しているとのことだ。

出典:プレスリリース