Google Cloud（アメリカ合衆国）の顧客が、AIワークロードを概念実証から本番環境へ移行し、投資の効果を実感している。多くの顧客は、Google Cloudコンサルティングと連携し、AIを活用している。例えば、Bristol Myers Squibbは新しいAIインターフェイスを開発し、臨床研究チームの作業を効率化。Palo Alto Networksは、Geminiを使用し、セキュリティー担当者の生産性向上に貢献する新AIツールをリリースした。
Googleは、生成AIの専門知識を提供する新サービス「Generative AI Ops」をリリース。このサービスは、Google Cloudコンサルティングやパートナーエコシステムにより提供され、セキュリティーやモデルチューニングなどのサポートを行う。これにより、組織は生成AIプロトタイプを本番環境グレードに成長させることが可能になる。
Generative AI Opsの提供により、Google CloudはAI構築のための技術スタックと、AI変革の各段階を支援するサービスセットを顧客に提供する。プロンプトエンジニアリングやシステム評価など、AIアプリケーションをプロダクションレディにするための支援を行う。例えば、プロンプトの最適化や、ReAct、RAG、Chain-of-Thoughtなどの手法を利用する支援がある。
Google Cloudは、AIアプリケーションのモニタリングとオブザーバビリティの構築を支援する。また、ビジネスへの統合とテスト、チームへのトレーニングと支援も提供している。Google Cloud Skills Boostを通じて、チームが生成AIに関するスキルを向上させるトレーニングやハンズオンラボを提供し、AIアプリケーションの構築から管理までをサポートする。
