Guidewireは、EYおよびDatabricksと共同で開発したクラウドユーザー向けの新しいアクセラレーターを発表した。このアクセラレーターは現在、Guidewire Marketplaceからアクセスできる。EYおよびDatabricks Insurance Insights Platform (IIP)と呼ばれるこの統合により、保険会社はDatabricks Data Intelligence Platform内に複製されたデータモデルを作成し、Guidewire Cloud Platformのデータを効果的に活用できる。このプラットフォームにより、ほぼリアルタイムのセルフサービスデータ アクセスが可能になり、保険会社の分析機能とレポート機能が強化される。

EYとDatabricksのコラボレーションにより、保険会社に業務報告と規制報告用の標準化されたデータセットを提供する統合が導入され、分析とダッシュボードの利用のためにGuidewire Cloud Platformのデータが標準の保険データモデルと連携される。顧客はデータ パイプラインを構成して組織全体でデータを共有できるようになり、Databricks環境内での人工知能アプリケーションの開発が促進される。

データの正規化に加えて、Insurance Insights Platformは、データの解釈と分析を行うDatabricksの生成AIを組み込んだ強力なレポート機能と分析機能を提供する。これにより、保険会社は微妙な洞察に基づいて情報に基づいた意思決定を行うことができる。このプラットフォームには、パイプラインとデータセットを構成するためのウェブベースのポータル、および事前に構築されたダッシュボード、レポート、分析ツールのスイートも含まれている。

GuidewireとEYおよびDatabricksとの提携は、データ消費を合理化し、保険会社が分析目的でデータを活用する能力を高める可能性が高く評価されている。この統合は、既存のレポート構造を維持しながら、データ抽出、統合、および調整プロセスの改善によりコストと効率のメリットを提供するように設計されている。

出典:プレスリリース