ヘッドウォータース(東京都新宿区)はJR西日本(大阪市北区)の「Copilot for 駅員」開発を支援している。このAIアシスタントは、駅員が顧客対応時に必要な情報を迅速に提供することで、サービスの効率化と品質向上を図る。

JR西日本はデジタル技術を活用し、グループデジタル戦略を推進。その一環として「Copilot for 駅員」を導入し、業務効率化を目指す。このAIアシスタントは、営業規則や商品情報から即座に必要なデータを取得する。

ヘッドウォータースは、LLMやRAGシステムの技術を駆使し、「SyncLect Generative AI」上でAzure OpenAI ServiceやMicrosoft Fabricと連携。これにより、駅員の対応時間短縮や問い合わせ分析の精度向上を図る。

2024年3月より、JR西日本とヘッドウォータースは「Copilot for 駅員」の実証実験に向けた開発を進める。段階的に導入範囲を広げ、駅員の業務効率とサービス品質の向上を目指す。

出典:プレスリリース