ヘキサベース(東京都千代田区)は、生成AIを活用したアプリ開発を迅速に行えるテンプレートの無償提供を開始した。これにより、お問い合わせ対応のチャットアプリなど8種類のアプリケーションが利用可能になる。利用者はこれらのテンプレートを基に、自社の業務やサービスに合わせたカスタマイズが行える。

同社が提供する「ChatGPT Talk」は、OpenAIの生成AIを用いたチャットボットサービスの操作性を模倣した開発テンプレートだ。HexabaseとChat-GPTのAPIを組み合わせることで、AIを組み込んだサービスを容易に構築できる。また、「問い合わせ管理アプリ」は、顧客管理システム用のテンプレートとして、問い合わせの進捗管理などを総合的に行える。

ヘキサベースは、特定業務向けや特定サービス向けのアプリケーションをテンプレート化し、システム開発の迅速化を支援している。これらのテンプレートを活用することで、フルスクラッチ開発に比べてコストや機能、品質の面で優れたシステムを構築できる。さらに、DX推進におけるスクラッチ開発の加速にも寄与する。

開発プラットフォーム「Hexabase」は、クラウド型で提供され、データベースやユーザー管理、ワークフローなどのバックエンド機能をサポートする。これにより、企業はUI/UX開発に集中し、ビジネス要件に応じたシステムのスケールアップが可能になる。同社は、多様なチームでの生産性向上を目指し、グローバルな採用を強化している。

出典:プレスリリース