Business process outsourcing(BPO)および顧客エンゲージメントテクノロジー ソリューションの世界的リーダーであるibexは、Sapling.aiとの戦略的パートナーシップを発表した。この提携は、SaplingのAIを活用したメッセージングアシスタント テクノロジーを、受賞歴のあるibexのWave Xプラットフォームに統合することを目的としている。この統合により、エージェントが高度なツールを使用できるようになり、さまざまなユースケースにわたってカスタマーエクスペリエンス(CX)が向上することが期待されるという。

言語モデルテクノロジーを活用したSaplingのソリューションは、チームの応答バンクから関連する応答を生成し、全てのメッセージングプラットフォームにわたって深層学習によるオートコンプリートの提案を提供する。さらに、迅速な検索のための共有ナレッジ ライブラリーを提供し、営業、サポート、サクセスチームがより効果的でパーソナライズされた対応を作成できるようにリアルタイムの提案を提供するという。

この提携は、世界最大の物流会社の1つによる最近の60日間のパイロットプログラムで既に有望な結果を示している。ibexは、120のエージェント向けにWave Xの一部としてSaplingを導入し、その結果、平均応答時間が大幅に改善され、平均Handle時間が短縮され、顧客満足度が向上したという。

ibexのWave Xサービスには、Business Intelligence services、Customer Journey Mapping、Value Stream Mapping、およびCustomer Complexity Analysisが含まれる。同社は、世界クラスのコンタクトセンター サービスとAI対応テクノロジーのシームレスな統合を通じて、顧客とブランドのインタラクションの未来を再定義することに取り組んでいる。Sapling.aiとのこのパートナーシップは、テクノロジーパートナーシップを通じてイノベーションを推進し、次世代の顧客と従業員のエクスペリエンスを先導するというibexの戦略の証だとのことだ。

出典:プレスリリース