OpenText(東京都千代田区)は、「OpenText Cloud Editions 24.1」と「OpenText Aviator」の新機能を公開。同社の三浦デニース社長は、これらの製品が顧客企業にセキュアな情報管理とガバナンスを提供し、AIユースケースに対応すると発表。Cloud Editions 24.1は、ビジネスワークフローにAIを適用する新たな戦略的アプローチ「opentext.ai」を示す。

ガートナー社の予測によると、大手企業の30%が来年までにAI生成コンテンツを利用する見込み。また、2026年までには日常業務の20%がAIシステムにより自動化されると予測されている。OpenTextは、これらの業務変革を支援する製品を提供する。

OpenTextのMark J. Barrenechea CEO兼CTOは、「Cloud Editionsは製品強化に留まらず、企業経営や産業進化に対するパラダイムシフトを意味する」と述べる。信頼できるデータがAIの成功に不可欠であり、Cloud Editions 24.1とAviatorポートフォーリオが顧客に必要なツールと洞察を提供すると強調。

SQALogic TechnologiesのDavid Milette氏は、「AIはビジネスの効率性、収益性、インテリジェンスを向上させるが、AI技術のテストには品質保証への新たなアプローチが必要」と指摘。OpenTextのAviator機能により、顧客は潜在的な問題を特定し、戦略を洗練させ、成果物をタイムリーに提供できるようになると述べる。

出典:プレスリリース