Info-Tech Research Groupは、リサーチのアクセシビリティー向上を目的としたAI搭載チャットボット「IT Assistant」を導入し、ユーザーのデジタルエクスペリエンスを強化する予定だ。現在限定リリース段階にあるこのチャットボットは、CIOやITプロフェッショナルに、パーソナライズされた洞察にアクセスし、同社の広範なリサーチコンテンツとやり取りするためのより効率的な方法を提供することを約束する。

同社の最近の「Tech Trends 2024」レポートでは、ビジネスイノベーションを推進する上でのAIと機械学習の重要性が強調されている。このレポートでは、ITアシスタントの開発に代表される生成AIが極めて重要なトレンドであるとされている。同社の「Future of IT 2025」の調査データでは、生成AIテクノロジーへの投資が増加していることが示されており、回答者の大多数が組織にプラスの影響があると予想している。

Info-Techの最高研究責任者であるGord Harrison氏は、IT Assistantは単なる情報配信ツールではなく、メンバーのエンゲージメントと問題解決能力を高める手段であると述べている。チャットボットは、研究への迅速かつ適切なアクセスを提供し、メンバーが戦略目標をより効果的に達成できるよう支援するように設計されている。

最高情報責任者のウィリアムラッセルの説明によると、ITアシスタントの機能は、生成AIと高度なデータ処理の統合によって強化されている。システムは新しいデータとユーザーインタラクションから継続的に学習するため、正確で状況に適した応答を確実に提供できる。このイノベーションは、Info-Techがメンバーをサポートし、革新的なソリューションの提供をリードするために高度なテクノロジーを活用するという継続的な取り組みの一環だ。

出典:プレスリリース