インタラクティブソリューションズ(東京都千代田区)は、AIロープレ・トレーニングツール「iRolePlay」がOpenAIの「GPT-4o」に対応したと発表。この組み合わせにより、リアルタイムでの会話速度が向上。同社は会話解析や音声認識などの特許技術を120件以上保有している。

「GPT-4o」はOpenAIが新たに発表した技術基盤で、テキストやビジョン、オーディオを統合したマルチモーダルモデル。応答速度とAPI処理速度が以前のモデルよりも高速化している。「iRolePlay」はAIを活用し、企業特有の情報を取り入れた対話トレーニングが可能なツールとして注目されている。

このツールは、AIが担当者の弱点を指摘し、リアルタイムで会話を評価する機能を持つ。また、大規模なトレーニングにも対応し、研修コストの削減と顧客満足度の向上が期待される。専門知識を学習したAIとの音声による一問一答ラリーが特徴で、スキマ時間に会話練習が可能だ。

インタラクティブソリューションズは、使いやすさを追求し、複雑な業務を解消する製品開発を行っている。AIを活用した人材教育・最適化を目指し、「iRolePlay」を通じて新たな価値を提供する。今後もサービス開発・運用体制を強化し、生成AI時代に対応するソリューションを提供していく方針だ。

出典:プレスリリース